中部経済新聞 2013年4月30日(火)掲載



拡大戦略支える社員教育に力 積極的に出店、改装・移転
来年度採用は今春の約2倍

−移動体通信事業の現状から。

 「東海4県を中心に、長野、東京を含めてソフトバンクショップ43店舗、auショップ40店舗、全キャリアを取り扱うケータイマーケット1店舗の計84店舗を運営している。スマホやタブレットの販売は好調が続いており、13年4月期は計画を若干上回りそうだ。端末だけでなく、アクセサリーなどの付属品の販売も好調だ」
 「接客時間短縮とスタッフ能力向上のため、社員教育に力を入れている。『You Tube』や『Skype』を利用した勉強会を頻繁に開催しており効果が現れてきた」

−14年4月期に向けた事業計画は。

 「移動体通信事業は、店舗ごとの利益や混み具合をみながら、配置人員を増やしていく。ラインアップも充実で、引き続きスマホやタブレットの販売は好調と見ており、10人体制という大型店舗もある。そのため、今春の採用は約80人だったが、来年度は今春の約2倍の採用を計画している。出店については、買収による規模の拡大は積極的に行う方針で、改装や移転も行う。今後も店舗を増やすため、キャリアから選ばれる会社でいなくてはならない」


ゴルフ場事業は売却と買収展開

−不動産事業やリゾート事業に関しては。

 「不動産事業は賃貸マンション『さくらHills』シリーズへ20〜30億円程度の投資を計画している。早ければ来月にも動き出したい。時期や物件を見ながら、当面の目標として今後4棟ほど増やしていく。また、リゾート事業も投資には積極的で、ゴルフ場に関しては今後、売却と買収を考えている。アベノミクスの影響による期待感からか、最近では集客や会員が増加してきており好調だ。トーナメントの実績が評価され、認知が広がってきた部分も大きい」

−中長期的な目標などは。

 「人員と店舗の拡大に伴って、引き続き個々の能力強化を進める。移動体通信事業だけでなく不動産、リゾート事業の持続的な成長にも、優秀な人材が必要となる。社員教育に注力し、今後も堅実な成長を続けていきたい。なお、本社ビルの建て替えも計画している。来年4月頃に着工し、15年春頃の完成予定だ」