中部経済新聞 2014年3月6日(木)掲載



栄でビル5棟取得へ

50億円投資

不動産事業を拡大

 携帯電話販売などを手掛けるトーシンは、不動産事業を拡大する。2015年4月期末までに、名古屋・栄のオフィスビルなどを4〜5棟取得する方針だ。不動産への投資額は50億円程度に上る。景気回復で名古屋の賃貸オフィス需要は底堅いと判断した。(小島圭司)

本社も建て替え

 来期末までに名古屋・栄のオフィスビルを中心に不動産物件を4〜5棟取得する考え。すでに複数のビルオーナーと交渉に入っている。  取得後はビルオーナーとして賃貸収入の拡大をめざすほか、老朽化しているビルについては建て替え、街づくりにも積極的に参画する方針だ。  石田信文社長は「ことしは50億円ぐらいの不動産投資を一気に進めたい」と話している。  また、名古屋市中区栄3丁目の本社ビル(TS栄ビル)を取り壊し、新たに地上11階建ての新本社ビル(仮称)を建設する計画だ。完成時期は2015年12月の予定。1階と2階は賃貸する予定だ。  同社の13年4月期の連結売上高は276億9500万円。うり不動産事業の売上高は約3億円。主力の携帯電話の販売事業に加え、不動産事業への投資拡大で、収益源を多角化し、より強固な事業基盤を確立する。