中部経済新聞 関市と災害時の生活物資供給協定を締結
2018/12/20
関市と災害時の生活物資供給協定を締結
トーシンリゾート
【関】ゴルフ場運営のトーシンリゾート(本社名古屋市、中根秀平社長)は19日、関市と「緊急時における応急生活物資の供給に関する協定」を締結した。
同社が関市で運営する「トーシンさくらヒルズゴルフクラブ」に備蓄しているペットボトル入り天然「うるり」(500ml、2400本)を災害時に無償提供する。
締結式は関市役所で行われ、尾関健治市長と中根社長が協定書に署名した。
尾関市長は「関市も7月の豪雨で被害を受けた。災害時には水はなくてはならない必需品。今回の協定により万一の際には、備蓄水を提供いただけることになり心強くありがたい」と話した。
中根社長は「うるりは超軟水で、赤ちゃんやお年寄りにも飲みやすい水。東日本大震災の時には、大きな反響があった。この水で地域の皆さまに貢献したいという思いで、今回の締結のつながった」と話した。
トーシンリゾートは、携帯電話販売や不動産開発事業を手掛けるトーシンホールディングスのグループ会社。6月に岐阜県富加町とも同様の協定を結んでおり、今回で2件目になる。